オフセット印刷の特性のポイント

インキを使うオフセット印刷には、様々な特性があります

まず設置する室内の温度と湿度は一定に保つ必要があります。

これは使用するインキの粘度が変わることにより、同じ濃度で刷っても色味が変わるからです。

オフセット機はベタパッチと呼ばれる部分で濃度管理をしています。

これが同じであっても、ドットゲインが変わることで見た目がかわるわけです。

またオフセット機そのものが運転を続けることで、熱を発するようになります。

特に夏場はこれを冷やす必要がありますが、エアコンを強めれば室内は乾燥します。

するとインキの乗りが悪くなりことで、かすれが発生します。

このような点を考慮して室内環境を管理することが、品質を高めるポイントになります。